ユンソナが息子の暴力騒動のさなかに「今日もいい一日」とSNS投稿

2017年6月19日、韓国の女優で日本のテレビ番組でも活躍したユンソナが、小学生の息子が加担したとされる暴力事件で厳しいバッシングに遭っている。

発端は16日のSBSテレビの報道だ。ソウルの私立小学校の3年生が参加した合宿で、ある児童が同じクラスの児童4人に足で踏まれたりバットで殴られたりする暴行事件が発生し、加害児童の中には某財閥の子息のほか有名芸能人の息子が含まれていたと報じられた。

放送から間もなく、インターネット上では「有名芸能人」はユンソナだとの情報が広まり、17日にはユンソナ自身が所属事務所を通じてコメントを出した。コメントでユンソナは、「最近の報道された内容に関連しご心配をかけて申し訳ない」「被害児童の両親に直接会って涙を流し謝罪した」と反省の意を示しながらも、「(事件が)悪意を持って編集されて放送された点は遺憾」として、報道された内容は相当な部分で事実と異なると指摘していた。

しかも「暴行」とされた事件の一つ一つを取り上げて訂正、「子ども同士のいたずらだった」として一貫して息子を擁護しようとするユンソナのコメントは、むしろネットユーザーからの非難を呼び起こす火種となってしまった。ネット上では韓国のみならず日本からも厳しい声が寄せられ、韓国では出演中のドラマの降板を求める声も高まっている。

そしてこうした騒動のさなか、ユンソナが自身のインスタグラムに自撮り写真を掲載、「今日もいい一日になると信じてます。ただ感謝しかありません」と、実に平穏な投稿をしていたことも分かった。ソウル経済新聞が「ユンソナはSNS中毒?」と厳しい見出しを付け報じたこの投稿には、「この親にしてこの子ありだね」「今の状況が分かってないみたい」「自撮りをアップしてる場合?」「もう見たくない」「天罰が下るぞ」などバッシングが殺到し、間もなくユンソナのインスタグラムのアカウントは非公開となったという。

悪化する一方の世論を受け、ユンソナは18日、所属事務所を通じ改めて被害児童やその家族、学校や関係者に謝罪するとのコメントを発表、17日のコメントなどを指して「初期の対処が弁明で一貫していた点を反省し、今後の調査に誠実に臨む」とも表明した。このコメントはユンソナの「2度目の謝罪」などと報じられ、世論の軟化を目したものとみられているが、これについてもネットでは「もう終わりだよ」「謝罪にもタイミングというものがある」といった意見がなお大勢のようだ。